FiCSS フィールドワークを支援するソフトウエア

地図情報システム

地図情報システム

地図情報システムの用語として、GISやマッピングシステムなどがあります。
GIS(Geographic Information System:地理情報システム)とマッピングシステムは、地図情報に位置(座標)情報をコンピュータ上で重ね合わせ、各種の地理情報用途に利用するシステムという観点では同様に使用されます。
厳密には、マッピングシステムは地図に現在位置や構造物の位置などを表示し、一般的な利用に使用されます。一方、GISは単純な地図だけではなく、学術的な地形図や特殊用途の情報図を使って情報の分析・解析をおこなったりする専門的なシステムで使用されます。
地図や地理画像を処理するには高性能なコンピューター処理能力や画像表示装置が必要な傾向があるので、コンピュータ能力とIT社会が発達するにつれ、その機能も充実し、利用用途も広がり、今後さらに発展する分野であると期待、注目されています。

地図情報システムのツール

地図情報システムを構築するには、次の要素技術が必要になります。
・地図情報
・地図描画ライブラリ
これらの技術要素を使って、目的のアプリケーション(現在位置表示、路線表示など)を構築することができます。

地図描画ライブラリの紹介

OpenLayers

OpenLayersは、Webブラウザ で地図情報を表示できるオープンソースのJavaScriptライブラリです。
リッチな地図アプリケーションを構築するための豊富なAPIを提供しています。
MapServer,PostGIS,PostgreSQLなどと組み合わせて地図情報をWEB上にサービスとして提供することができます。

Leaflet

Leaflet は、Webブラウザで利用するためのJavaScriptライブラリです。
特徴は、軽量で、容量が小さいので扱いやすいことです。
OpenLayersが非常に多くの機能を備えているのに比べ、leafletは必要最低限の機能を装備しています。
モバイルとデスクトップのプラットフォームのほとんどに対応し、HTML5とCSS3に対応しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です