FiCSS フィールドワークを支援するソフトウエア

特徴

ビジネスの現場を業務システムへつなげる

 スマートデバイスの発展の中で、スマートデバイスを利用して業務システムの効果的利用を検討することは必然的なことで、スマートデバイスの「機動性」、「リアルタイム性」、「表現力」を業務システムに取り込んでいくことは重要なテーマです。
特に業務の現場が屋外にある場合、スマートデバイスを業務システムとつなぎ、現場の状況や顧客状況など業務活動全体のリアルタイム性を取り入れることは、非常に有効な改善になります。
スマートデバイスをフロントエンドに利用する場合、業務の本来の目的を見直し、それに見合ったスマートデバイスの種類、開発手法を選択することがポイントになります。
FiCSSでは、システムのバックボーン、導入や運用、業務への適用、利用シーンなど様々な観点でスマートデバイスを利用して現場との融合を実現できるように考えています。

ビジネスコミュニケーション

 単にコミュニケーションを行うだけであれば、一般的に普及しているコミュニケーションサービスを利用すれば済みます。事実、FiCSSを導入していてもそういったコミュニケーション(電話やメール、チャットなど)サービスを利用するシーンはあるでしょう。
 しかしながら、業務では一定のテーマについてのコミュニケーションに制限したり、または報告書や集計に再利用するなど独特の利用方法が必要になったりします。
FiCSSでは、そういったビジネスコミュニケーションの基盤を提供し、その他の機能と共に現場でのコミュニケーションをリアルに実現する機能を備えています。

Webシステム+スマートデバイス

FiCSSは、拠点管理者は主にWebシステムとして、現場担当者はスマートデバイスでシステムを利用します。
しかしながら最近のスマートデバイスの多様化により、いずれの利用シーンにおいても使用するデバイスの境界に明確な差がなくなりつつあります。
PCに近いタブレット、大きめのスマートフォンなどがそれです。
こういった場合は特にデバイスによる画面のデザインが異なると複数のアプリケーションを使い分けるようなことにもなりかねませんが、それでは利用者の負担が増えてしまいます。
FiCSSでは、このような利用シーンを想定し、できるだけ利用者が同一デザインの画面で利用できるように、レスポンシブWebデザインを採用しています。
レスポンシブWebデザインでは、ベースとなるデザインを異なるサイズの画面でも共用して利用するため、見た目や操作感に違和感なく直感的に利用することができます。

オープンソースを利用

 FiCSSはオープンソースのLAPPをベースに安定と最新、コストパフォーマンスを意識したテクノロジーを使用しています。管理者拠点から遠隔地にある現場の管理、コミュニケーションには地図情報、いわゆるマッピングシステムの要素は欠かせません。
FiCSSの地図情報ライブラリには、Leafletを使用しています。Leaflet は、Webブラウザで利用するためのJavaScriptライブラリで、軽量で扱いやすく高いパフォーマンスのシステムを構築できます。

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